書籍紹介コーナー
IT'S A SHODO WORLD 墨のこころ
日本の文字がこんなに美しいんだということを必ず再認識していただける本です。
海外に人気のある日本の筆文字の魅力を知ってもらおうと一冊にまとめられました。
左ページに文字、右ページにその文字を連想させる水墨イラストがついています。とてもシンプルですが、一文字一文字に書道家と画家の心が感じられ、つい見入ってしまいます。
例えば「人」という文字。これは、互いに寄り添うのが「人」なんだな、としみじみ感じられるのです。
「家族」という文字の隣には、ぎっしり詰まったエンドウ豆のさやと、豆が1つ2つ飛び出たさやが描かれていて、そうそう、うちもこんな感じだ、と思わず微笑んでしまいます。
では「のんびり」という文字はどのように描かれているでしょうか?
是非見ていただきたいですね。
一文字、熟語、四字熟語は楷書体で、ひらがなまじり、格言、俳句は行書体で書かれています。外個人向けに日本独自のものには解説がついています。
世界で最も短い定型詩である俳句も詳しく解説されています。
日本の文学が持つ総合的な魅力、そして日本人の心を知ることのできる本なのです
書籍紹介コーナー
伝統文様で楽しむ折り紙
折り紙の本「IT‘S AN ORIGAMI WORLD」は大変好評でした。
次に編集部が考えたのが、「紙をつけよう」。でもただの色紙はつまらない。折り紙をさらに美しく見せる「日本特有の文様の紙」を入れれば必ず喜んでもらえるはず。
早速制作部がデザインに取りかかりました。
オリジナル折り紙ができるまでのスタッフの努力は並大抵のものではありませんでした。
例えば、制作部は先ず、日本の鳥といえばツルだ!とツルをデザイン。植物は松だ!と松をデザイン。山水を入れたい、と滝を入れたら、「単色色紙の方がまし!」と即却下。大きな柄だと、折った時に隠れる部分が多くなって何のデザインかわからなくなってしまうのです。ツルの足だけ出て来たり、松の幹だけが出て今にも歩き出しそうだったり…折って美しいのは小紋なんですね。
でも、苦労したデザインを使わないのは何としても悔しい制作部。ああでもない、こうでもないと悪戦苦闘したあげく、小さなツルが連なったデザインが出来上がり、扇の柄に松が入り、ステキな折り紙が次々に仕上がりました。
しかし、小紋だけでは納得いかない制作部。やはり、和の美しさを絵画的に表現したい…こだわり抜いた末にできたのが花車です。これは、紙としても美しく、折っても美しいものとなりました。
こうして16枚のデザイン紙が入り、魅力的な本に仕上げることができたと自負しています。
この紙で是非折り紙を折ってみてください。作品から日本の魅力が溢れてくるのは間違いありません。